一つには、どう见ても女性と分かるような长い髪の毛が、沢山集められていて。
もう一つには、使用済みのコンドームが载せてあって。
麻友が、この部屋の中で、见つけたのだろう。
时间が止まったみたいだった。
终わり。终わりだ。
膝が震える。
何か言いたくても、喉が枯れてしまったように何も言叶か出てこない。
なんと喋ればいいかわからない。
言い訳の言叶?谢罪の言叶?
何を言っても、墓穴を掘る。何を喋っても、麻友を伤つける。
麻友が势いよく立ち上がる。
初めてこちらを振り向いたその目は、真っ赤に泣き肿らしていた。
つかつかとこちらに歩み寄ってくる麻友に対して、僕は棒みたいに立ち尽くすことしかできない。
パァン。
目にも止まらない速さで平手打ちが飞んできた。
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僕は何もできずに、それをまともに左の頬で受け、よろめいて座り込む。
部屋を出ていく麻友が、势いよく玄関のドアを闭める音がする。
僕は、性欲に流されて、気持ち良い事にうつつを抜かして……大切な彼女を失った。
ローテーブルの上に无造作に置かれた合键を见ながら、これは当然の报いだと、思った。
一时间弱もそうしてボンヤリしていただろうか。
僕は、ふと立ち上がり、ふらふらと、隣の部屋に向かう。
「あら?今日はずいぶん早く……」
玄関を开けた凉叶さんを见るや否や僕は何も言わず、凉叶さんに抱き着く。
やわらかい大人の身体を、いつも以上に强く抱きしめながら。
僕は泣いていた。
麻友との别れが辛い?いや违う、それは当然の结果だから。
ただ、纯粋で何の秽れも知らない麻友を、これ以上ない残酷な方法で深く伤つけたことが辛くて。
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自分のことが憎くて、悔しくて、仕方なかったのだ。
凉叶さんは最初、さすがに惊いていたようだったが、特に何も言わなかった。
ただ、何かを察したように僕の肩をかき抱いて、优しく抱きしめ返してくれる。
……しばらくの间、そうやって抱きしめられながら、背中を抚でられていると。
凉叶さんの口元にスッと笑みが浮かび、意地悪そうに闻いてくる。
「……なんで、大きくなってるのかな?」
凉叶さんの手が、背中から腰、下半身へと下りてきて、僕のズボンの股间のふくらみをそっと抚でる。
……僕の性器は、勃起していた。
凉叶さんは器用にジーンズのファスナーを外す。
白い手が、僕のパンツの中に入り込んでくる。
パンツの中に入ってきた手が、硬くなったペニスを抚でまわし、揉みくちゃにする。
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