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日文65(13)


凉叶さんはまた、僕の返事を待たずに部屋に入ろうとする。

「あっ、その……っ 今日は……っ!」
慌てて呼び止めようとすると。
部屋に入ろうとしていた凉叶さんが急に振り返り、僕のほうに一気に体を预けてくる。
ふわりと、いい香りがしたと思うと、ドアを支える腕を軽く握られ、耳元に口を寄せてきて。

「……こないだの続き、しなくていいの?」

耳元で嗫かれたと同时に、白い手が僕の太ももに添えられ、するりと抚でられる。
その瞬间、僕は全身から力が抜けてしまった。
こないだの続き。こないだの続き……。

(この続きは、また今度ね。……たっぷり可爱がってあげる。今度は、こっちを特に念入りに……ね?)
前回言われた言叶、この一週间、忘れようにも忘れられない言叶が、头の中に反响する。 nwxs7.cc

もう疑いの余地はなかった。凉叶さんは、僕を诱っているのだ。
こないだみたいに。いや、ひょっとすると今度は、昨日の男の子のように。
梦にまで见た、凉叶さんの绮丽な手で、たっぷりと搾り取られる情景が头に浮かぶ。
凉叶さんを部屋に入れたが最后、昨日の男の子みたいにされてしまうんだ。

シャンプーか香水か、大人の女性の良い香りがする。
仕事から帰って、軽くシャワーを浴びて、準备は万端といった感じだろうか。少し濡れた黒髪が、色っぽい。

昨日の男の子みたいに……
されたい。されてみたい。
いやだめだ、そんなことになると分かってて部屋に招き入れたら、今度こそ浮気だ。
今度こそ断らないと……

同じ考えが头の中をグルグル回っているだけで、ちっともまとまらない。
そんなことを考えているうちに、玄関のドアが、バタンと音を立てて闭まる。 nwxs10.cc
凉叶さんの细い腕が伸びてきて、カチャリと键がかけられる。
そのまま、腕が僕の背中に回り込んできて、抱きしめられる。
大きな胸が僕の目の前で柔らかく溃れる感触、白いブラウスの首元から覗く魅惑の谷间。
凉叶さんの一方の手が僕の手首を掴んで、指先で手の甲をなぞってくる。
もうそれだけで、僕の头の中は电気ケトルのように沸腾してしまい、股间がむくむくと大きくなり始める。

「……来て」
お姉さんは手际よく僕の手を引き、リビングの方に僕を连れ込む。
部屋を绮丽にしておくんだった、とか、余计なことを考えているうちに、ベッドの上に座らされる。
横に并んで座った凉叶さんが、室内用の半ズボンを履いていた僕の露出した膝の上に手を置くと、膝から太ももへと指先が滑る。
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