コヨーテは花村の顔を胸に一层强く押さえ込みながら、胜ち夸った。
顔を包み込むコヨーテの乳房の柔らかな感触と浓い香水の香りに酔いしれながら、花村は妄想のコヨーテの谷间に吐き出し続けた。
邪悪な圣母のように悪意ある笑みを浮かべ、射精を嬉しそうに乳房で受け止め続ける妄想世界のコヨーテ。
憎むべき相手で妄想を浮かべ、强制的に甘えさせられるドス黒い陶酔感を味わいながら、花村の意识は远のいていった。
「花村!花村!しっかりしろ…!」
声に気が付き意识が戻る。花村が辺りを见渡すと、そこには坂田が居た。
「坂田さん…」
花村はようやく気絶する前の悪梦が苏る。
「あの女にやられちまったみたいだ…俺もここはどこかわからねえ…身ぐるみも剥がされちまった」
杀风景なコンクリートに囲まれた部屋を见渡す。花村も坂田も全裸にされ、身体を縄で缚られたまま椅子に座らされていた。
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どこかの建物の一室なのだろうが、人の気配がしない。
「ここは谁も来ねぇよ?叫んでも助けを呼ぶのは无理?」
奥の部屋の扉が开き、コヨーテと全裸の大柄な男が入ってきた。
奴隷の証のような首轮を锁で繋がれ、コヨーテに引っ张られてきたその男は、小野だった。
「小野!?ど、どうなってるんだ!?」
坂田は声を荒らげた。
「坂田…花村…ごめん…お、俺、俺…」
小野は顔を红潮させ、涙を浮かべながら2人に谢罪する。
「こいつ、アタシ见つけるなり仇だ何だとか叫んで组み伏せようとしてきたのよ?でも、もみ合いになった时にちょっとアタシのおっぱいを手に押し当ててあげたら、すぐにトロットロになってねぇ?膝ガクガクさせながらノーハンド射精してたわ?」
コヨーテは愉快そうに语りだす。
小野のすすり泣く声が闻こえる。
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「それで、こいつに『あと2人警官おびき出したら、おっぱいで天国见せてあげるわよぉ?』って嗫いてあげたのさ?こいつったらチンポ勃起させて先汁ダラダラ流しながら、スマホ取り出して、アンタ达2人に连络しておびき出したてくれたわけよぉ?」
コヨーテの嘲笑が部屋中に响いた。
「小野!裏切ったのか!?お前の性欲のために仲间を!!」
コヨーテの话を闻いた坂田の顔色が変わった。
「耻を知れ、このクソ野郎!!」
普段は冷静な坂田が怒声をあげた。
「ごめんなさい…许して…こ、このおっぱいには…か、胜てない…」
小野は大柄な身体を缩こませて、泣き崩れる。
怒る坂田を横目に、花村は小野を责める気持ちにはなれず项垂れていた。
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