たまらず少年は、
(い、一回见るだけだから……?)
とまるで犯罪を犯すかのような慎重さで视线を滑らせた。
目に飞び込んできたのは暴力的なまでの色香である。
深い谷间を形作る豊かな乳房はドレスのバスト部分に诘め込まれ(たぷんっ?)、なだらかな腰まで见えるほどに深いスリットから覗くハリのある太もも(むちっ?)と、前垂れによって隠された鼠径部の先にある秘めやかな丘のシルエット(ムンムン?)に、油断すれば目が吸い付いてしまいそうだ。
纯朴な田舎者の少年としては、ただでさえ刺激の强い都会の女性が、过激な衣装を身にまとって素肌と布越しの肢体を见せつけてくるのだからどう対処していいかわからない。
(だ、ダメだ! 余计なこと考えちゃいけない! せめて変な所は见ないようにしなきゃ!)
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精神力を全开にして颚を引き、俯くしかないのだが、视线の先にあるものと言えば象牙のように滑らかな美脚×3である。
(き、绮丽な脚だなぁ……? スベスベしてそう……? あっ? 布がまくり上がって太もも见えて……? も、もうちょっとで下着が见えそう……?)
と思考が何度も蕩けて満足な返答ができないのも、刺激の少ない生活を送ってきた少年には致し方ないことであった。
ゆえに、少年の耳が真っ赤に染まっていることも、
「……ふふ?」
片翅の蝶のような一対のそれを三人の美女が薄い笑いを浮かべたことも知らなかった。
「あっ? そう言えば、ボクくんは试合の后で疲れてるでしょ? よければ、私达が特别なマッサージで癒やしてあげるよ?」
「え? あ、いやそんなことまでしてもらわなくても……」
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红兰が両手を合わせて提案すると、少年の返答も闻かずに袖を捲りあげて右腕を露出させると、
むにゅぅ~んっ?
「……私のおっぱいで、ね?」
はひぃっ?と情けない声を上げた少年の二の腕が、たわわな双丘の中に消えた。
胸の媚肉に挟み込まれるというよりも、咥えこまれたという表现の方が正しいだろう。
そのまま红兰は少年の腕を左右に揺すり、身体を动かして上下に擦り上げる。
ずにゅっ? ずにゅうっ? ずにゅううっ?
じっとりと蒸れた谷间の肉にしゃぶられて、筋肉のついた腕の表面は、汤気立つような香り高い汗の雫にまみれた。
「あぁん? ボクくんの、とっても逞しいんだね? ちょっと见直しちゃった? だけどちょっとコリがあるかな? 试合で疲れたボクくんの、私が揉みほぐしてあげるね?」
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